医療従事者のメンタルヘルス TOP  >  陥りやすい症状  >  バーンアウト

バーンアウト

“ある日突然意欲を失う”バーンアウト(燃え尽き症候群)は、
医師・看護師・教師などの専門職を襲う症状として、1970年代にアメリカで注目されて以降、
日本でも問題視されてきました。医療従事者が罹る割合は全体の3~4割といわれています。


バーンアウトの背景には、繊細さや献身性、プライベートにおける持続的なストレスがあるといわれています。
これは専門職として1つの道を志している者であれば誰もがもっているものですが、
次の3つの環境が発症を左右します。


1つ目は“能力を適切に評価する環境”です。
能力以上の仕事を与えられ、必死にこなしても達成感は得られず、
極度の疲労感や、自分の能力の不信感ばかりが残ります。

 

2つ目は“能力を認識する環境”です。
特に新人の場合は、机上の知識を実践上に置き換える機会が必要です。


そのまま現場に飛び込んでは、あらゆる不安と無能感に襲われます。
また、どんなに経験が豊かでも自分の知識や能力を認識できていないことは、
医療安全の妨げになります。


3つ目は“専門性を活かせる環境”です。
「私はこの仕事、専門外だから」といっては、慢性的な人員不足に陥る医療現場は崩壊の一途を辿ります。
職種に係わらず分担することは必須です。

だからといって、それだけでは専門職としてのプライドや、努力して積み上げてきたものを失いかねません。
自分がもつ専門性を周囲に理解してもらい、それに応じた期待と役割を得ることも必要です。


達成感、適切な自己能力の認識、専門的な役割感と周囲の期待の一致、
これらの要素は、バーンアウトと密接に関わっています。


医療従事者が健康で意欲的に働き続けるためには、現場の環境の整備がまだまだ遅れているといえるでしょう。

一日でも早く妊娠するには 痛風の治療法 食べ物で血糖値を下げる

陥りやすい症状 関連記事

ATOM |  サイトマップ |  リンクについて 

“ある日突然意欲を失う”バーンアウト(燃え尽き症候群)は、 医師・看護師・教...

Copyright © 2010  医療従事者のメンタルヘルス  All Rights Reserved
※当サイトのコンテンツ・テキスト・画像等すべての転載転用を固く禁じます。